幼稚園・保育園のホームページを、見ているのは誰か
2026.07.24さいたま市のある幼稚園のホームページを、10ページぶん作ったことがあります。言葉で説明するより、実際に作ったものを見ていただくほうが早いと考えたからです。
その作業でいちばん手が止まったのが、写真でした。
園児の顔を、一枚も使わずに作りました
園の雰囲気がいちばん伝わるのは、子どもたちの写真です。それは間違いありません。ただ、顔をどこまで出すかは園ごとに考え方が違いますし、まだ話もしていない相手の園児の顔を、勝手に大きく載せるわけにはいきませんでした。
そこで、公開されている写真の中から後ろ姿だけを選んで組み立てました。走っている背中。並んで座っている後ろ姿。先生の手だけが写っている一枚。顔は一枚も使っていません。
結果として分かったのは、顔がなくても園の空気は伝わるということでした。むしろ、後ろ姿のほうが「うちの子もこの中にいるかもしれない」と見る側が想像しやすい。顔を出す方針の園でも、後ろ姿の一枚を混ぜておくと、ページ全体がやわらかくなります。写真の許諾で悩んでいる園には、この選択肢があることを知っておいてほしいと思います。
預かり保育や給食は、地味だけどよく探されます
保護者がホームページで探しているのは、教育方針のような大きな話だけではありません。預かり保育は何時までか、延長はできるか、給食は自園調理かお弁当か。こうした毎日の生活に関わる情報は、地味に見えて検索される項目です。載せていないと電話で聞くしかなくなり、それだけで比較検討から外れてしまうこともあります。
大きな変化は、書かれていないと不安になります
幼稚園から認定こども園への移行のような大きな変化があるとき、それがホームページに反映されていないと、保護者は不安になります。「今の情報のままなのか、変わったのか」が分からないからです。園だよりで伝えていても、ホームページが古いままだと、外から見た人にはその変化が届きません。
この10ページは、先に作ってから園にお持ちしました。そこから、何を載せるかの話が始まりました。私たちはいつもこの順番です。料金と流れに、その進め方を書いています。
あなたのお店で、試してみませんか。
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