ホームページとSNS、どちらが上という話ではありません
2026.07.24「ホームページとSNS、どちらを先にやればいいですか」と聞かれることがあります。この質問には、優劣の答えはないと思っています。役割が違うだけだからです。
SNSは流れていき、ホームページは残って待っています
Instagramの投稿は、タイムラインの中を流れていくものです。今日の投稿は今日いちばん見られて、明日にはもう別の投稿の下に埋もれています。それ自体は悪いことではなく、むしろ「今のお店の空気」を伝えるにはよく向いた仕組みです。
ホームページは逆で、動きません。同じ場所に、同じ内容が、見に来た人を待っています。今日調べても来月調べても、同じ入口にたどり着けるのがホームページです。流れていくものと、動かずに待っているもの。どちらも必要で、どちらか一方で足りるかどうかはお店によって違います。
「Instagramで足りている」も、本当だと思います
実際、Instagramだけでうまく回っているお店はあります。それは事実で、否定するつもりはありません。ただ、それでも困る場面がいくつかあると感じています。
- Instagramをフォローしていない人が、あとから名前を検索して調べたとき
- 営業時間や場所を、電話口や人づてで誰かに教えるとき(投稿を遡って探すより、決まった場所にあったほうが早いです)
- 去年の投稿を探したいとき。タイムラインは流れる仕組みなので、過去のものほど探しにくくなります
- 何らかの理由でアカウントが一時的に見られなくなったとき
どれも、日々の運用がうまくいっているときには気づきにくいことです。困るのは、いつもと違うことが起きたときだけです。
SNSが効いているなら、その受け皿があると
私たちが考えているのは、「SNSをやめてホームページにする」ではありません。Instagramでの発信がうまくいっているお店ほど、その先に固定の受け皿があると、投稿を見た人が次にどこへ行けばいいかがはっきりします。
ホームページ側からは、いちばん新しい雰囲気をInstagramに見に行ってもらう導線を作れます。反対にSNS側からは、プロフィールのリンクから、営業時間や料金、予約の方法といった動かない情報にたどり着けるようにしておけます。どちらか片方だけでなく、行ったり来たりできる状態を作ることが、私たちの考える両方の活かし方です。
Instagramだけで十分回っているお店に、うちから何かをおすすめすることはありません。困っている場面が思い当たらないなら、それはまだ必要ないということだと思います。
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